受講事前に受講予定者との確認事項
受講の動機は人それぞれです。数ある団体の中から「なぜRTAに興味があるのか」「なぜRTAを選んだのか」という要因があるはずです。「なぜRTA選んだのか」と知る事は、その後受講生と関係を築く上でも重要になります。
受講の詳細を説明する機会を設ける場合、RTA認定講師になることで、どのような活動ができるのか?どのようなことに不向きなのか?という事は事前に知っていただいた方が良いでしょう。
RTAは個人事業主の集まりです。例えば、受講動機に「就職したい」などのご希望がある場合など、RTAでは原則、就職の斡旋はしていませんので、ご希望に添える事はないでしょう。
重要事項の説明と受講契約
受講予定の方には、受講の事前に「RTA認定講座受講規約」を用いて重要事項の説明を行ってください。特に、受講生が止むを得ず途中退学になる場合の返金のルールを事前に理解してもらい、受講契約をしてください。契約の流れは以下の通りです。
- 申込者(甲)から「RTA認定講座 受講申込書」に必要事項記入後を提出してもらう。
- 講師(乙)は「1.」を受領したら、受講規約①に氏名を記入し②と「RTA認定講座 受講申込書」の控え(コピー)をホチキス留めして3枚綴りにし、契約書の控えとして申込者に交付。
契約書面のダウンロード
>>>「RTA認定講座 受講申込書」「RTA認定講座受講規約」のダウンロードはこちら。(4枚綴り)
領収証の発行
受講料金を受領したら、領収証を発行しましょう。領収証には、印紙税法に基づき200円の収入印紙を貼る必要があります。
受講生が決まったら
受講生が決まったら、「RTA受講登録」を申込者が行う必要があります。申込者には必ず受講登録を実施するようご指導ください。
「RTA受講生登録」を行うと、受講生の8桁IDが発行されます。8桁I Dは、受講生が動画試験受験時に提出するRTA各種規約に記載する重要な情報となります。また、受講生が協会加入後も引き続き使用され、各種申し込みの際に必要な情報となります。
>>>なお、8桁I Dはこちら専用ページより、受講生の登録氏名、生年月日で検索することができます。
※注意
「﨑」「髙」「嶋」などの「異体字」の場合はうまく検索できない場合があります。その場合は「正字」にて再検索を試みてください。
担当講師として
担当講師は、受講生を合格に導く役割を担います。受講生から受講料金を受領するということは、受講生を合格させる義務を負うことになります。受講生が希望する合格の時期、合格後どのような活動をしたいのかを汲み取り、合格後スムーズに活動できるように導いてください。
受講生を合格に導くためには…
- 受講生と密なコミュニケーションを取りましょう。
- 目標とする認定試験日(動画試験エントリー日)をあらかじめ決めましょう。
- 認定試験から逆算して、無理のない受講スケジュールを組みましょう。
- 短期集中で合格を希望する場合は、希望の添えるようなスケジュールを組みましょう。
受講の進め方
RTAの認定講座は、原則、対面マンツーマンで行われますので、受講生の都合に合わせたレッスンスケジュールを組みやすいです。受講期間は契約後2年間です。受講生の都合に合わせることも大切ですが、最短で受講生を合格に導くことも担当講師の重要な役割です。受講スケジュールをダラダラと長引かせてしまうと、レッスンの理解度が思わしくなく、試験の結果も芳しくない傾向がありますので十分ご注意ください。
RTAの認定講座は、本来、講師と生徒とのコミュニケーションを密にし、実技の指導を中心に進められるものです。したがって、原則、マンツーマン、少人数での対面授業で進めてください。
講師1人対受講生複数でのレッスンやZOOMなどを用いてオンライン授業を行う場合は、必ず受講生からの同意を得て開催してください。
近年、ZOOMなどの無料ビデオ通話のツールも充実しており、オンラインレッスンとして使用する機会も多くなっていますが、RTAのレッスンにおいては、あくまで「補助的」に使用してください。
また、RTAの各講座には、カリキュラムの時間割を詳細に示した「受講履修カード」があり、相互に進捗を確認できるよう必ず使用して授業を進めてください。